2007年10月24日
テニスで幸せになる法則
先日、行われた男子ゴルフの「ブリヂストンオープン」最下位予選落ちの苦杯をなめた石川遼選手のコメントには、思わずうなってしまいました。
「うまくなるために試合に出ているので、今はうまくなっている途中だと考えてまた練習を頑張りたい」このコメントが散々に打ちのめされた17歳の青年の言葉とはにわかに信じがたいですね。これはただものではない。
勝つために試合に出ているというより、ゴルフがうまくなるために試合に出ているという、この石川選手の思考方法はテニスの愛好家のみなさんも是非、活用して欲しいと思います。
これは試合に振り回されるのではなく、自分がうまくなるための手段として試合を利用するという立場で、それぞれの試合と向かい合うわけです。
えてして、いつの間にか試合に振り回され、だた勝った負けたの価値観でしか考えられなくなるものです。結果、苦しみの渦のなかに入ってしまうのです。
うまくなりたいという気持ち、また、テニスというスポーツを尊重する気持ちが主たる思いであることを確かめながらプレーが楽しめれば、テニスを通じて確実に自分の人生を幸せに近づけることができると思います。
そうです。全ては幸せな人生を築くための途中経過なのです。今日の失敗は結果ではなく、途中経過だと思うことです。そして、失敗を恐れず真の目標に向かって頑張ればいいのです。
「うまくなるために試合に出ているので、今はうまくなっている途中だと考えてまた練習を頑張りたい」このコメントが散々に打ちのめされた17歳の青年の言葉とはにわかに信じがたいですね。これはただものではない。
勝つために試合に出ているというより、ゴルフがうまくなるために試合に出ているという、この石川選手の思考方法はテニスの愛好家のみなさんも是非、活用して欲しいと思います。
これは試合に振り回されるのではなく、自分がうまくなるための手段として試合を利用するという立場で、それぞれの試合と向かい合うわけです。
えてして、いつの間にか試合に振り回され、だた勝った負けたの価値観でしか考えられなくなるものです。結果、苦しみの渦のなかに入ってしまうのです。
うまくなりたいという気持ち、また、テニスというスポーツを尊重する気持ちが主たる思いであることを確かめながらプレーが楽しめれば、テニスを通じて確実に自分の人生を幸せに近づけることができると思います。
そうです。全ては幸せな人生を築くための途中経過なのです。今日の失敗は結果ではなく、途中経過だと思うことです。そして、失敗を恐れず真の目標に向かって頑張ればいいのです。
2007年10月09日
日本人が上達する方法
最近、古武術の教えをスポーツに活用するケースをよく耳にします。私も何冊かの本を読んでみました。なるほど、長い歴史がバックボーンにあるだけに合理性を追求した成果をかい間見れる様な気がしまいた。
その合理的な身体の動かし方の根拠になっているのが「理合い」と言われる特別に洗練された考え方というか理論というか、元になる理屈だそうです。
それを言葉で言い表せない代わりに武道の世界で伝えられてきたのが、「型」と言われるものです。空手の型、柔道の型、剣道の型などです。
「剣術の基本は素振りです。その回数を重ねることによって理合いを理解するのです。」これは、ある剣道の師範の方から聞いた言葉です。
何となくわかるのですが、一方では実戦が基本の型通りになるとは限らないという声もあり、「型」がきれいに出来ていることが実戦での強さに必ずしもつながらないという意見もあります。
私のテニスのコーチングでの課題は、言葉では伝えられないものをいかにわかりやすく伝えるかということです。見てすぐ出来てしまう人や、もともとの運動能力で勝ってしまう人は「型」を気にすることなく、実戦を戦えばいいと思います。
基本の「型」など知らなくても強い武道家はいくらでもいます。持っている身体能力をベースに戦えばいいわけですから。後は身体能力の限界にどう対処するかだと思います。
言葉では言い表せない「理合い」を基本の「型」を繰り返し練習することによって、身体が覚えてくれる、その「型」を使った効果を私は期待しています。そして、その「理合い」は身体能力以上の力を引き出してくれるわけです。
当然、試合では相手が型通り動くわけないのですが、型」を繰り返し練習することによって、その場その場に合った「理合い」を瞬間的に使えるようになると私は考えてます。
私のレッスンではフットワークのいくつかの型を使ってボールを打ち返したり、あるいは、基本のいくつかの型を素振り練習するなどしてます。この様にいくつかのフットワークの型を繰り返すことで、テニスの「理合い」を身につけてもらおうと思っています。
武術の達人が自らの技を世間一般に広めるために「型」を用いてきた様に、テニスでもトッププロの技を「型」として普及できないか。それが「勝者のフットワーク塾」の発想
の基でもあります。
基本を繰り返すことで言葉で伝えられない身のこなし、理合い」が身に付くのです。
この考え方って日本人に合っているような気がするのですがどうでしょう。
その合理的な身体の動かし方の根拠になっているのが「理合い」と言われる特別に洗練された考え方というか理論というか、元になる理屈だそうです。
それを言葉で言い表せない代わりに武道の世界で伝えられてきたのが、「型」と言われるものです。空手の型、柔道の型、剣道の型などです。
「剣術の基本は素振りです。その回数を重ねることによって理合いを理解するのです。」これは、ある剣道の師範の方から聞いた言葉です。
何となくわかるのですが、一方では実戦が基本の型通りになるとは限らないという声もあり、「型」がきれいに出来ていることが実戦での強さに必ずしもつながらないという意見もあります。
私のテニスのコーチングでの課題は、言葉では伝えられないものをいかにわかりやすく伝えるかということです。見てすぐ出来てしまう人や、もともとの運動能力で勝ってしまう人は「型」を気にすることなく、実戦を戦えばいいと思います。
基本の「型」など知らなくても強い武道家はいくらでもいます。持っている身体能力をベースに戦えばいいわけですから。後は身体能力の限界にどう対処するかだと思います。
言葉では言い表せない「理合い」を基本の「型」を繰り返し練習することによって、身体が覚えてくれる、その「型」を使った効果を私は期待しています。そして、その「理合い」は身体能力以上の力を引き出してくれるわけです。
当然、試合では相手が型通り動くわけないのですが、型」を繰り返し練習することによって、その場その場に合った「理合い」を瞬間的に使えるようになると私は考えてます。
私のレッスンではフットワークのいくつかの型を使ってボールを打ち返したり、あるいは、基本のいくつかの型を素振り練習するなどしてます。この様にいくつかのフットワークの型を繰り返すことで、テニスの「理合い」を身につけてもらおうと思っています。
武術の達人が自らの技を世間一般に広めるために「型」を用いてきた様に、テニスでもトッププロの技を「型」として普及できないか。それが「勝者のフットワーク塾」の発想
の基でもあります。
基本を繰り返すことで言葉で伝えられない身のこなし、理合い」が身に付くのです。
この考え方って日本人に合っているような気がするのですがどうでしょう。