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勝者のフットワーク塾 オフィシャルブログ ちょっとしたことです。知ることで何となくもやもやしていることが軽くなります。そして思いがけず道は急に開けるものです。日々 テニスに真剣に向かい合っている人に送ります。オーストラリアでコーチに転身、元高校教師、中屋晋の思考の響き。フットワークがわかるとテニスが変わる。勝者のフットワーク塾の教え。出来ないことが出来るようになるテニススクール開講中。

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勝者の集中力を分析!

 「集中しろ!」って言われて、具体的に何をしたらいいのかわかりますか?たぶん、ゲームのことだけをを考えるっていうのが一般的に集中するってことなのでしょうね。
 「疲れたなー」とか「負けたらどうしよう」とか「なんでこんなゲームしかできないんだろ」とか思ったり、ゲームに関係なくただただ来たボールを打っているだけとか、自分がゲームのなかに入って行かない状態、こんな時、集中してな
いと感じるのだと思います。
 どうしたら以上のようなことを避けられるのでしょうか。キーワードは目的意識だと思います。一つ一つのプレーに目的を持たせることが大事です。勝つことを目的にしてゲームをするのは当たり前ですが、そのための下ごしらえ、味付
け、仕上げ、一つ一つ段階に目的を作って根気強く実行することが大事だと思います。
 どういう味付けにしようか想像して、そのためにどのタイミングで、どんな作業をする必要があるかシミュレーションしてみて、それを実行していくわけです。
 集中には外的集中と内的集中があります。目の前にある材料を見ることを外的集中といいます。特に全体を見渡すような集中を広い外的集中といいます。
 そして、どんな料理にしようか想像する。これを内的集中といいます。特に全体のイメージを想像する集中を広い内的集中といいます。
 更に具体的に何をするか考える。これが狭い内的集中です。最後に、まな板と包丁を用意する。これが狭い外的集中です。
 つまり、広い外的集中→広い内的集中→狭い内的集中→狭い外的集中といったような一つのルーティーンを一般的に「集中」と言っているわけです。
 ちょっと、小難しい話になりましたが、何しろどんなにリードされようと、どんなに疲れていようと、根気よく目的意識を持ち続けることが大事だということです。
 集中を欠いたゲームとは、何を料理しているのかもわからず料理しているようなものです。どうせ食べるならおいしいものを食べたいですよね。人生も同じですからね。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 12:42 | コメント(0)| トラックバック(0)

呼吸で心をコントロール

ゲーム中にわき起こる感情の種類にはいろいろあります。そのなかで問題になるのが、怒り、萎縮、落胆などですね。
 これは、出来るはずのことが出来ない時、考えすぎて方向性を見失っている時、ビックチャンスを逃した時などなど、メンタル面にストレスがかかった時に生じます。
 この解消法の1つに呼吸法がよく使われます。呼吸によって感情をコントロールしようというものです。
 大事なことはバランスのとれた緊張感を持つことなんです。覚醒レベルを保つなんて言い方をしますが、かっか来て熱くなり過ぎてもよくないし、ぼーっとして冷め過ぎてもよくないということです。
 それで使う呼吸法は2つ、1つはお腹で呼吸する方法、ゆっくり鼻から吸ってお腹を膨らまして口から吐いてお腹をへこませます。
 もう1つは、胸で呼吸する方法です。口を軽く開けて「ハッ、ハッ、ハッ」という感じでテンポよく息を口から吐いて胸で呼吸します。
 試合中に熱くなり過ぎてると感じた時は、お腹で呼吸する方法を10回、これですーっと筋肉が和らぐはずです。
 冷めてやる気を無くしそうな時には胸で呼吸をする方法を試してみてください。意識の高まりを感じるはずです。
 人間は、基本的に手足を動かすようには感情をコントロールできません。ですから、意識的に動かせる動作をうまく利用して感情をコントロールする方法を身につけると便利です。
 試合中に何でって思うくらい勝手に舞い上がってしまって、こんなに簡単に指とか動かせるのに、自分の気持ちが思うようにならないという経験、ないですか?試してみてください。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 12:36 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニス文化

 テニスって、テレビでの放映の機会が少なくなったと思いませんか。テレビでよく放映されるアメフトとかF1とかに比べたら、愛好家の数は相当多いはずだと思うのですが。
 こんなことを話題にしていたところ、ある方がこんなことをおっしゃってました。「テニスは見るより実際にやって面白いと思うスポーツだから、実際にやったことのない人達を引きつけられないんじゃないですか」
 確かにそうかも知れないですね。シャラポアブームはありましたが、みんなテニスが好きになったわけじゃなく単に下心がエネルギーになっただけのことですからね。
 でも、基本的に日本全体がスポーツ自体にもっと興味を持つべきではないかと思います。人生を豊かに送るために、スポーツに関わっていくということはライフプランとしてかなり有望な方向性です。いろんな意味で。
 涙、感動、笑い。スポーツと二人三脚で生きて行けたら幸せになるに決まってます。逆に、豊かな心がないとスポーツに関わって行けないとも思います。
 今、高校野球が某国営放送で連日放映されてますが、高校野球だけでなく他のスポーツもお願いしたいです。ま、個人的にはテニスが見たいわけですが。
 オーストラリアでは、見る人もやる人もスポーツを愛してました。ただひたすら本気でスポーツをする人をみんなが応援してました。カッコ悪くても、勇気を持ったチャレンジャーが英雄なんですよ。
 日本のスポーツ文化の今後に期待します。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 12:28 | コメント(0)| トラックバック(0)

スライスだけでいいのか

 ボールの球種を大きく分けるとフラット、スライス(アンダースピン)、トップスピンの3種類があります。
 そして、人それぞれで得意の球種があるようです。スライスの好きな人、トップスピンの好きな人。これはその人の特性ですから、その特性を活かしてゲームでポイントにつなげていけばいいわけです。
 ただ打てる球種の少ない人は、ある一定の弱点を抱えてプレーをしなければなりません。例えば、スライスしか打てない人は、球速がないということ、角度がつけ難いこと、これらを覚悟してプレーしなければなりません。
 また、トップスピン、アンダースピン、どちらもスピンボールですから、空気抵抗で球速は落ちます。ただ、弾道の後半が全然違います。トップスピンの速く落ちます。アンダースピン、つまりスライスはゆっくり落ちます。
 つまり、ポイントと取るためのラリーを余計にせざるを得ない現実があるのです。このことを承知の上でゲームを組み立て、テニスを楽しむことは充分可能です。
 ですから、いつも勝てない人になんとか勝ちたいとか、1回戦負けから脱したいとか、何か今以上のものを達成しようとするなら、はやり、新しい球種が打てる技術を身につけることを勧めます。
 住み慣れた町を離れ新しい町で新鮮な体験をすることは、脳に新しい刺激的を与えてくれます。そして人としてまた成長することにつながるのでしょう。
 成長するとは新しく一つ人格が加わわるということです。サーブ、ボレー、グランドストローク、どれでもいいです、一つ球種を増やしてみませんか。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 12:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

テイクバックじゃなくバックスイング

 ラケットを引くことをよくテイクバックっていいますよね。だから、テイクバックをしてからスイングをすると思っている人が多いんです。
 実はスイングは、ラケットを引き始めから始まっていると考えて欲しいのです。一つの円運動のなかにヒッティングポイントがあるということです。
 野球のバッターは最初にバットを立たせて構えますよね。そのままバットを後方に移動して、グリップをピッチャー方向に引っ張りながらバットを寝かせてスイングします。
 テニスも同じです。グリップエンドを地面に向けたまま身体を横向きにします。そして、ラケットヘッドを落としながらグリップを打球方向に引っ張るわけです。
 これを一連の円運動としてスイングにすると腕の力だけで打つと言うことにはならなくなります。
 よく雑誌の写真でプロのラケットを引いた状態を見掛けます。それで、そこからスイングが始まっていると思っている人が多いです。そこはスイングの途中です。
 それで、私は敢えて、レッスンではテイクバックという言葉は使わないのです。私は、ラケットを後ろに持っている動作をバックスイングと言ってます。単なる後ろにラケット
を引く動作ではなく、あくまでもスイングだといいたい。
 ラケットの重さをちゃんと利用したスイングを身につければ、力づくではなく力のある速い球が打てます。力でラケットを操作していては止めてください。
 力づくで解決しようとすると自滅します。肩の力を抜いて自然の力に身を任せると思った以上の効果が見えてきます。
 バックスイングをしてください。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 12:17 | コメント(0)| トラックバック(0)

テニスが上達したいなら

 1冊5千円以上の本を買ったことがありますか。1時間1万円以上支払って習い事をしたことがありますか。ちょっとハードルが高そうに見えますよね。
 それに対して、飲み会で5千円以上の会費を払う。買い物で1万円以上のバックを買う。これなら結構、ありますよね。物を買うとか、飲食代を払うとかというと、1万円前後の金額ってざらに動くと思いまいます。
 3千円とか4千円の本を買うと贅沢したなあって思ってしまうのはなぜでしょう。ですから、私は金銭感覚をなるべくフラットにして、お金の流れが自己投資へ傾倒するよう少し意識しています。
 なぜなら、自分の技術や知識への投資を自分のなかでどう位置づけるかは、人生の豊かさと大きく関係しているような気がするからです。
 映画も見ない、本も読まない、自分を高める努力もしない、ただ、流行のドラマを見て、バラエティー番組に興じ、飲み会では芸能ゴシップの話題で盛り上がる。
そんなおバカな人生でいいのでしょうか。
 知的到達度、技術的到達度を高めようとするための自己投資を惜しむと、結局、本物に近づく機会がないまま、確かな方向性もなく漂うだけになってしまうでしょう。
 イチローは、小学校から中学にかけて、毎日バッティングセンターに通ったそうです。当時の彼のバッティングに月に15万円くらいを使っていたわけです。その投資が今、実になっているわけです。
 テニスについて、本気で上手くなりたいのなら自己投資をしっかりすることです。自己投資先の選択もその人の能力です。何が本物か見抜く力、そこが分かれ道になります。
 いずれにしても、とにかく安上がりにという頭だけで上達しようなどという考えは結果的に自分で遠回りの道のりを選んでいることになるのです。
 例えば、プラモデルを説明書なしで作っているようなものです。結局、手順の違いや部品の取り違えで作り直しをしなければならないのです。
 私はコーチとしても技量を上げるために、研究会や研究のための教材への出費は、自己への投資として怠らないようにしています。レッスンの質を維持するためには必要なことですからね。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 15:22 | コメント(0)| トラックバック(0)

上達したという錯覚

 「早く上達したい」って誰もが思うものです。それに対して「30分で上達するとか」「瞬間的にテニスが変わる」とかいうキャッチコピーをよく見掛けます。
 実際、ある言葉をきっかけに出来なかったことが出来るようになることはあります。でもそれはそれなりのバックボーンを持った方でないとその場限りの誤魔化しにしかなりません。
 つまり、実はその時一瞬出来たような気になるだけで本当のところ、いつもの上達の1ステップとそう変わりはないのです。
 私が思うに、簡単に身につけたものは簡単に失うことになると思います。ですから、基本を積み上げて来た人の開眼のきっかけを作ることは出来ますが、時間を掛けて来なかった人に対して上達のコツを教えてもすぐにメッキがはげることになると思っています。
 結局、試合に勝ったり負けたりしながら、1つ1つのステップを上がっていくしかないのではないでしょうか。
 近道よりも頂上に続く道を着実に歩むことをお勧めします。そうすれば、道は開けます。それは急にやってきます。
 そのために誤魔化しのテクニックではなく、その過程を楽しみながら、正しい技術を地道に繰り返すことが必要なんです。
鐘の音 | 投稿者 vfootwork 17:38 | コメント(1)| トラックバック(0)
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