2009年06月29日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
2009年06月28日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
2009年06月26日
勝者のフットワーク塾 塾生の響き
横浜市 野田様より
レディーステップとスプリットステップについてもテニススクールでは具体的に教わった覚えがありません。本当にテニスを学ぶ機会って無いんですね。
一応、私が見聞きした範囲でまとめてみましたが、中屋コーチがどのようにアドバイスされているのか、とても興味があります。
《スプリットステップ》
・次の動きに対応できるように、両足のバランスを取る動作
・小さくジャンプして着地し、両膝が抜けたような状態を作り出す
「その通りだと思います。スプリットステップについてはかなり前ですが、ブログで取り上げたことがあって、これです。
http://systemg.blog.tennis365.net/archives/day/20070626.html
要するに弛緩を作るための緊張を作るステップという理解です。素早く動くために弛緩が必要なので素早く動く必要のない人には必要ないことだととも言えます。
ベテランの職人技級のプレーヤーは特にやっていない方は意外と多いです。
いわゆる弾みを付ける的な効果もあるあるでしょうね。リズムステップの1歩目もこれに近い効果がある時のあると思います。」
《レディーステップ》
・静から動への移行をスムーズに行うための動作
・安定した状態(静止状態)から動き出すには、大きなエネルギーを
必要とするため、常に不安定な状態にしておくためのもの
「これもその通りだと思います。自動車でいうアイドリングのようなものと考えていいと思います。スプリットステップはある動きから次の動きに移る前のニュートラルな状態を作っているということも言えるので、アイドリング状態からスプリットステップを入れて始動すると動きがスムーズになると思います。」
勝者のフットワーク塾 中屋
レディーステップとスプリットステップについてもテニススクールでは具体的に教わった覚えがありません。本当にテニスを学ぶ機会って無いんですね。
一応、私が見聞きした範囲でまとめてみましたが、中屋コーチがどのようにアドバイスされているのか、とても興味があります。
《スプリットステップ》
・次の動きに対応できるように、両足のバランスを取る動作
・小さくジャンプして着地し、両膝が抜けたような状態を作り出す
「その通りだと思います。スプリットステップについてはかなり前ですが、ブログで取り上げたことがあって、これです。
http://systemg.blog.tennis365.net/archives/day/20070626.html
要するに弛緩を作るための緊張を作るステップという理解です。素早く動くために弛緩が必要なので素早く動く必要のない人には必要ないことだととも言えます。
ベテランの職人技級のプレーヤーは特にやっていない方は意外と多いです。
いわゆる弾みを付ける的な効果もあるあるでしょうね。リズムステップの1歩目もこれに近い効果がある時のあると思います。」
《レディーステップ》
・静から動への移行をスムーズに行うための動作
・安定した状態(静止状態)から動き出すには、大きなエネルギーを
必要とするため、常に不安定な状態にしておくためのもの
「これもその通りだと思います。自動車でいうアイドリングのようなものと考えていいと思います。スプリットステップはある動きから次の動きに移る前のニュートラルな状態を作っているということも言えるので、アイドリング状態からスプリットステップを入れて始動すると動きがスムーズになると思います。」
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月25日
勝者のフットワーク塾 塾の動き
勝者のフットワーク塾DVD教材Vol.4の編集作業が順調に進んでいます。
予定では8月には発売出来ると思います。
さて、その気になる中味ですが、以前お伝えしたように「ワイドなボールをしっかり打ち返すフットワーク」の紹介です。
私の普段のレッスンで実際におこなっている指導法をまとめて収録しています。
今回は次の3つのフットワークを段階的指導のもとに実践するイメージをお届けできればと思っています。
1.モーグル
スキーのターンをする時の身体の使い方をイメージして名づけられたフットワークです。ワイドなボールを横方向に追いかけ大きく踏み出した右足でブレーキをかけつつ体重を左足に移し替えるフットワークです。これはワイドなボールをしっかり返球できると同時に素早いリカバリーも可能になるフットワークと言えます。
2.パワームーブ
パワームーブは、超ワイドなボールを走り込んで強打するフットワークです。ワイドに来たサーブを飛び込んでリターンするときによく使います。
3.ラテラルホップ
フロントホップで打ちにくい短めのワイドなボールについては、ラテラルホップを使います。ラテラルとは横へという意味ですが、軸足を横へホップするフットワークです。
これらは相手に走らされ追い込まれながら、それでも有効なショットを打ち返すためのフットワークです。
ボールを追いかけるための動き自体をスイングのパワーに変えることがポイントです。
みなさんの期待に添える内容になるよう作業を進めています。
勝者のフットワーク塾 中屋
予定では8月には発売出来ると思います。
さて、その気になる中味ですが、以前お伝えしたように「ワイドなボールをしっかり打ち返すフットワーク」の紹介です。
私の普段のレッスンで実際におこなっている指導法をまとめて収録しています。
今回は次の3つのフットワークを段階的指導のもとに実践するイメージをお届けできればと思っています。
1.モーグル
スキーのターンをする時の身体の使い方をイメージして名づけられたフットワークです。ワイドなボールを横方向に追いかけ大きく踏み出した右足でブレーキをかけつつ体重を左足に移し替えるフットワークです。これはワイドなボールをしっかり返球できると同時に素早いリカバリーも可能になるフットワークと言えます。
2.パワームーブ
パワームーブは、超ワイドなボールを走り込んで強打するフットワークです。ワイドに来たサーブを飛び込んでリターンするときによく使います。
3.ラテラルホップ
フロントホップで打ちにくい短めのワイドなボールについては、ラテラルホップを使います。ラテラルとは横へという意味ですが、軸足を横へホップするフットワークです。
これらは相手に走らされ追い込まれながら、それでも有効なショットを打ち返すためのフットワークです。
ボールを追いかけるための動き自体をスイングのパワーに変えることがポイントです。
みなさんの期待に添える内容になるよう作業を進めています。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月24日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
2009年06月23日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
一昔前、多くのコーチはダブルスは平行陣にならなければならないと主張していました。
この主張は一頃に比べ少なくなったと思ますが今でも結構根強くあると思います。
ネットに近い方が角度もつくし速い攻めも出来る、相手へのプレッシャーも掛けられる等、平行陣のメリットをたくさんあります。
しかし、私は何が何でもサーブ&ボレーで平行陣を作らなければならないかと言えばそうではないと思います。大事なことはチャンスを作るための方法で、その方法としてグランドストロークという方法もあるし、ボレーという方法もあると思っています。
日本が世界に誇るナンバー1ダブルスプレーヤー杉山愛選手はほとんどサーブ&ボレーをしません。ベースラインでチャンスを作ってポイントします。
何年か前に杉山選手が当時ダブルスランキングNo.1のリサ・レーモンドとNo.2のサミー・ストーサーとの試合がありました。レーモンド選手もストーサー選手もサーブ&ボレーヤーでした。まさに雁行陣対平行陣の試合でした。結果、杉山選手の勝利でした。
もちろん、このカードはこの時だけではありません。勝ったり負けたりです。私が言いたいのは、何が何でも平行陣であければならないということはないということです。
自分の得意となる技を磨き、それを武器に戦うべきだということです。
勝者のフットワーク塾 中屋
この主張は一頃に比べ少なくなったと思ますが今でも結構根強くあると思います。
ネットに近い方が角度もつくし速い攻めも出来る、相手へのプレッシャーも掛けられる等、平行陣のメリットをたくさんあります。
しかし、私は何が何でもサーブ&ボレーで平行陣を作らなければならないかと言えばそうではないと思います。大事なことはチャンスを作るための方法で、その方法としてグランドストロークという方法もあるし、ボレーという方法もあると思っています。
日本が世界に誇るナンバー1ダブルスプレーヤー杉山愛選手はほとんどサーブ&ボレーをしません。ベースラインでチャンスを作ってポイントします。
何年か前に杉山選手が当時ダブルスランキングNo.1のリサ・レーモンドとNo.2のサミー・ストーサーとの試合がありました。レーモンド選手もストーサー選手もサーブ&ボレーヤーでした。まさに雁行陣対平行陣の試合でした。結果、杉山選手の勝利でした。
もちろん、このカードはこの時だけではありません。勝ったり負けたりです。私が言いたいのは、何が何でも平行陣であければならないということはないということです。
自分の得意となる技を磨き、それを武器に戦うべきだということです。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月21日
勝者のフットワーク塾 6月度ワンデーレッスン
川崎市 N様
GWのテニスキャンプではネットに一直線だったローターンもタイミングが掴めてきて結構打ち返すことができるようになってきました。ハイターンも改善すべき点がよく分かりましたので、意識しながら練習したいと思います。
あとはトランスホップですね。パワームーブの時も同じなのですが、これまでフラットで打つ習慣が無かったので、体に近すぎたり打点が後ろすぎたりして、まだまだ練習する必要があると実感しました。どこでボールを打てばしっかり返球できるのかを確かめながら練習したいと思います。
「最後のドリルでローターン決まってましたね。あのイメージを大切にして下さい。
下から打ち上げてしまうスイング軌道とスピンより前方にする想定する打点を注意して練習してみて下さい。」
勝者のフットワーク塾 中屋
GWのテニスキャンプではネットに一直線だったローターンもタイミングが掴めてきて結構打ち返すことができるようになってきました。ハイターンも改善すべき点がよく分かりましたので、意識しながら練習したいと思います。
あとはトランスホップですね。パワームーブの時も同じなのですが、これまでフラットで打つ習慣が無かったので、体に近すぎたり打点が後ろすぎたりして、まだまだ練習する必要があると実感しました。どこでボールを打てばしっかり返球できるのかを確かめながら練習したいと思います。
「最後のドリルでローターン決まってましたね。あのイメージを大切にして下さい。
下から打ち上げてしまうスイング軌道とスピンより前方にする想定する打点を注意して練習してみて下さい。」
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月20日
勝者のフットワーク塾 6月ワンデーレッスン
6月ワンデーレッスン、盛況のうちに終了しました。
今回もたくさんの方にお申し込み頂きましたが、多くの方にキャンセル待ちで待機をして頂くことになってしまいました。心苦しいばかりです。
今後、Vフットクラブのメールマガジンにてレッスンの新たな機会をお知らせしていきます。
よろしくお願いします。
勝者のフットワーク塾 中屋
今回もたくさんの方にお申し込み頂きましたが、多くの方にキャンセル待ちで待機をして頂くことになってしまいました。心苦しいばかりです。
今後、Vフットクラブのメールマガジンにてレッスンの新たな機会をお知らせしていきます。
よろしくお願いします。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月19日
勝者のフットワーク塾 塾生の響き
さいたま市 H様
はじめまして。先日、ショップにおいて「The Basic」を購入し拝見しました。素直な感想として、自分自身に足りなかったことがこのDVDを拝見し目から鱗がおちました。
テニスを始めるにあたって、何度となく言われていたのがテニスは足で行うものであることにあらためて思い出しました。
しかし、今も指導をうけていてもここまでのステップの指導は受けたことがいないので感動をしました。まだ、1回しか拝見しておりませんが、何度となくみて練習をしたいと思っております。また、練習をしていくと我流になりがちなので、実際にレッスンも機会がありましたら参加したいと望ん
でおります。その時は、宜しくお願いします。
「テニスは足で行うものというセリフはよく耳にしますが、具体的な足の動かし方は知られていないのが現実です。
足ばかり気にしているとボールを追えなくなって練習にならないからかも知れません。
相手のコートにボールが返らなければ練習にはなりません。でも、今、目の前にあるボールをコートに入れることより大事なこはあるのです。
このメソッドを理解すれば、シャドウスイングの練習の効果が今までより上がるはずです。
大事なことは1人の時に何をするかです。
今後もよろしくお願いします。」
勝者のフットワーク塾 中屋
はじめまして。先日、ショップにおいて「The Basic」を購入し拝見しました。素直な感想として、自分自身に足りなかったことがこのDVDを拝見し目から鱗がおちました。
テニスを始めるにあたって、何度となく言われていたのがテニスは足で行うものであることにあらためて思い出しました。
しかし、今も指導をうけていてもここまでのステップの指導は受けたことがいないので感動をしました。まだ、1回しか拝見しておりませんが、何度となくみて練習をしたいと思っております。また、練習をしていくと我流になりがちなので、実際にレッスンも機会がありましたら参加したいと望ん
でおります。その時は、宜しくお願いします。
「テニスは足で行うものというセリフはよく耳にしますが、具体的な足の動かし方は知られていないのが現実です。
足ばかり気にしているとボールを追えなくなって練習にならないからかも知れません。
相手のコートにボールが返らなければ練習にはなりません。でも、今、目の前にあるボールをコートに入れることより大事なこはあるのです。
このメソッドを理解すれば、シャドウスイングの練習の効果が今までより上がるはずです。
大事なことは1人の時に何をするかです。
今後もよろしくお願いします。」
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月17日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
「王選手の技術も落合選手の技術もイチロー選手にそのまま押しつけることは出来ない。どこが肝になるかが問題だろう」
勝者のフットワーク塾 中屋
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月16日
勝者のフットワーク塾 サマーキャンプ
先般、キャンセル1名分の補充で参加の募集お知らせをしましたが、告知後すぐに応募の連絡がありました。
北海道サマーキャンプは、今年で2回目です。
今年も楽しく実りある5日間になることでしょう。
レッスンの内容はある程度DVDには収録してありますが、やはり限界があります。直接全国各地から来る皆さんとお会いすることが楽しみです。
これからオンコートレッスンで直接指導が出来る機会を全国各地で持ちたいと思っています。
ご要望をお寄せ下さい。
勝者のフットワーク塾 中屋
北海道サマーキャンプは、今年で2回目です。
今年も楽しく実りある5日間になることでしょう。
レッスンの内容はある程度DVDには収録してありますが、やはり限界があります。直接全国各地から来る皆さんとお会いすることが楽しみです。
これからオンコートレッスンで直接指導が出来る機会を全国各地で持ちたいと思っています。
ご要望をお寄せ下さい。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月14日
勝者のフットワーク塾 塾の動き
DVDのVol.4の制作が順調に進んでいます。
今日はドリル紹介のシーンの撮影をしました。
今回は昔の教え子が協力してくれました。
30歳を過ぎ、いい大人になって1対1の人間として話せる間柄になりました。
彼らと飲み交わすお酒が最高においしいです。
「言葉ではなく背中で伝える」と宣言して退職、早矢5年、彼らは私の背中をどう見ているのか。
Vol.4「ワイドなボールをしっかり打ち返すフットワーク」
もお楽しみ。今回も新しいテニスの世界との出会いを演出します。
先行予約は、Vフットクラブのメールマガジンで告知します。
勝者のフットワーク塾 中屋
今日はドリル紹介のシーンの撮影をしました。
今回は昔の教え子が協力してくれました。
30歳を過ぎ、いい大人になって1対1の人間として話せる間柄になりました。
彼らと飲み交わすお酒が最高においしいです。
「言葉ではなく背中で伝える」と宣言して退職、早矢5年、彼らは私の背中をどう見ているのか。
Vol.4「ワイドなボールをしっかり打ち返すフットワーク」
もお楽しみ。今回も新しいテニスの世界との出会いを演出します。
先行予約は、Vフットクラブのメールマガジンで告知します。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月13日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
先日、久々に時間が空いて天気も良かったので散歩に出かけました。近くの公園で空を眺めながらブランコを揺らしていたところ、隣に母子連れが来て、5歳くらいの男の子が私の横のブランコに座りました。
お母さんが最初の揺れのきっかけは作ってくれるもののなかなかうまく漕げません。すぐにブランコの揺れは小さくなり結局止まってしまいます。
男の子は目でお母さんに「揺らして欲しい」と訴えてましたが、お母さんはもう1人の小さい子に手を取られ余裕がない様子、「自分で揺らしてごらんなさい」と優しい言葉で応えてました。
その後も何度かお母さんは揺れのきっかけを作ってくれますが、やはり、ブランコの揺れはだんだん小さくなり、止まってしまいます。男の子はブランコを揺らそうと上半身を前後に動かしますが、ブランコはスムーズに揺れ続けてくれません。
横にいた私、ついに揺れに合わせて「足、伸ばしてー、曲げてー」と小声でアドバイスをしていました。男の子がそれに合わせて足の曲げ伸ばしを始めると、ブランコが安定して揺れ始め、声を上げて大喜びで乗っていました。
お母さんも「よかったねえー、上手になって」とニコニコしてブランコを楽しむ男の子を見守るのでした。そのお母さんの会釈に見ず知らずのおじさんが余計なことをしてしまったのではという思いが少しほっとしました。
そして、男の子の風にそよぐ髪の毛を見ながら、ここでもフットワークの指導をしている自分にふと気づき呆れてしまいました。これが私の性分なのか、困ったものです。
ちょっとしたきっかけですね。テニスも一生懸命に上半身を前後させて、なかなかブランコが漕げないでいるこの男の子の状態でいる方はたくさんいると思います。
この風を切ってブランコに乗る男の子の爽快さを皆さんに感じてもらうために、これからもテニスコーチをしていきます。伸び悩んでいる皆さん、ちょっとしたきっかけです。
諦めないで下さい。
ともあれ、フットワークは大切だと再確認しました。
勝者のフットワーク塾 中屋
お母さんが最初の揺れのきっかけは作ってくれるもののなかなかうまく漕げません。すぐにブランコの揺れは小さくなり結局止まってしまいます。
男の子は目でお母さんに「揺らして欲しい」と訴えてましたが、お母さんはもう1人の小さい子に手を取られ余裕がない様子、「自分で揺らしてごらんなさい」と優しい言葉で応えてました。
その後も何度かお母さんは揺れのきっかけを作ってくれますが、やはり、ブランコの揺れはだんだん小さくなり、止まってしまいます。男の子はブランコを揺らそうと上半身を前後に動かしますが、ブランコはスムーズに揺れ続けてくれません。
横にいた私、ついに揺れに合わせて「足、伸ばしてー、曲げてー」と小声でアドバイスをしていました。男の子がそれに合わせて足の曲げ伸ばしを始めると、ブランコが安定して揺れ始め、声を上げて大喜びで乗っていました。
お母さんも「よかったねえー、上手になって」とニコニコしてブランコを楽しむ男の子を見守るのでした。そのお母さんの会釈に見ず知らずのおじさんが余計なことをしてしまったのではという思いが少しほっとしました。
そして、男の子の風にそよぐ髪の毛を見ながら、ここでもフットワークの指導をしている自分にふと気づき呆れてしまいました。これが私の性分なのか、困ったものです。
ちょっとしたきっかけですね。テニスも一生懸命に上半身を前後させて、なかなかブランコが漕げないでいるこの男の子の状態でいる方はたくさんいると思います。
この風を切ってブランコに乗る男の子の爽快さを皆さんに感じてもらうために、これからもテニスコーチをしていきます。伸び悩んでいる皆さん、ちょっとしたきっかけです。
諦めないで下さい。
ともあれ、フットワークは大切だと再確認しました。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月12日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
2009年06月11日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
勝者のフットワーク塾DVDのデモンストレーターとしてお馴染みの2人のコーチは、現在、テニスコーチとしての資格取得のために勉強中です。
先日、あるコーチにテニスコーチの資格を取るべきかどうか相談されました。私は若いコーチにはテニスコーチの資格を取るようすすめています。基本的にテニスでメシを食っていこうと考えているコーチに限りますが。
以前から感じていることですが、日本ではスポーツ指導者に対するチェック機能が無さすぎるのではないかと感じています。先進国では無資格の指導者が一般の人を指導することの危険性は広く認識されています。法的な整備もされています。
海外のコーチから、「多少経験があるからということで人を集めてスポーツを指導する仕事をしている人に対して、もし事故が起きたら誰がどんな責任を取るんだ」と聞かれたことがあります。はっきり言って学校現場をはじめシステムが整っていないとしか答えようがありません。日本の場合スポーツが社会に及ぼす影響が大きい割りには、スポーツへの政策的なアプローチや扱いが軽い、というか詰めが甘いというか、適当な感じに思えてならないのです。国はスポーツに頼るだけで本格的にイニシアティブを取ろうとしないことも問題です。
無資格の医者が病気が治せるからと言って、制限なく医療行為を出来るようになったらどうなるでしょう。一定の医療水準を保つことは難しくなるでしょう。無資格でも上手い医者と資格があっても下手な医者がいたとして、医療行為を受ける側からすると病気が治せればいいという意見もあるでしょう。これは法的な問題を抜きにすればの話ですが。
テニスもレッスンを受ける側からすれば、楽しく、効果的なレッスンを情熱を持ってしてくれればそれでいいということもあるでしょう。でも、コーチを職業と考えている者がその認識だけではいかがなものか。スポーツ界全体を支える発想にはたどり着かないし、どうしても偏った見識の押しつけになるでしょう。
コーチという職業を本気で志すなら、スポーツ指導の社会のシステムを整備するための志しも持って欲しいわけです。自分だけよければいいというコーチが多数いる限り、日本のコーチのレベルを根本的な部分から上げることはできません。
テニスコーチとして2つのベクトル、自分のコーチ力を高めるというベクトルとコーチ界の全体のレベルをあげるというベクトルを持って活動することが必要です。
資格を持とうとしないコーチの言い分に、「資格がなくてもちゃんとしたレッスンが出来ればいいでしょ」「資格があったら食べていけるの?」「協会の考えるテニスと自分のテニスが違うから」「生徒のことを思う気持ちに資格は関係ない」等々いろいろ聞きますが、その心は資格を取るための費用を遣いたくないというところにあるような気もします。
指導者のとして費用と時間を掛けてトレーニングを受ける機会を持つことは大切なことです。当然、生徒の安全管理の基礎も学ぶべきです。
私の場合はテニスについては日本テニス協会と日本プロテニス協会、2つの協会のトレーニングを受けて認定され、スポーツ指導者としては日本体育協会の認定を受けています。現在は日本プロテニス協会と日本体育協会の資格を維持している状態です。
いずれの取得も簡単なものではありませんでした。100時間を超える講習を受けるための研修合宿、これも1回や2回ではありません。その後レポート提出、実技、ペーパー試験などあり、結構きついです。
事実、お恥ずかしい話ですが、プロテニス協会のストローク分析やグループレッスンの実技の試験で、私は一度落ちてます。
でも、それがあったから今のレッスンが出来るのだと思っています。
先日、あるコーチにテニスコーチの資格を取るべきかどうか相談されました。私は若いコーチにはテニスコーチの資格を取るようすすめています。基本的にテニスでメシを食っていこうと考えているコーチに限りますが。
以前から感じていることですが、日本ではスポーツ指導者に対するチェック機能が無さすぎるのではないかと感じています。先進国では無資格の指導者が一般の人を指導することの危険性は広く認識されています。法的な整備もされています。
海外のコーチから、「多少経験があるからということで人を集めてスポーツを指導する仕事をしている人に対して、もし事故が起きたら誰がどんな責任を取るんだ」と聞かれたことがあります。はっきり言って学校現場をはじめシステムが整っていないとしか答えようがありません。日本の場合スポーツが社会に及ぼす影響が大きい割りには、スポーツへの政策的なアプローチや扱いが軽い、というか詰めが甘いというか、適当な感じに思えてならないのです。国はスポーツに頼るだけで本格的にイニシアティブを取ろうとしないことも問題です。
無資格の医者が病気が治せるからと言って、制限なく医療行為を出来るようになったらどうなるでしょう。一定の医療水準を保つことは難しくなるでしょう。無資格でも上手い医者と資格があっても下手な医者がいたとして、医療行為を受ける側からすると病気が治せればいいという意見もあるでしょう。これは法的な問題を抜きにすればの話ですが。
テニスもレッスンを受ける側からすれば、楽しく、効果的なレッスンを情熱を持ってしてくれればそれでいいということもあるでしょう。でも、コーチを職業と考えている者がその認識だけではいかがなものか。スポーツ界全体を支える発想にはたどり着かないし、どうしても偏った見識の押しつけになるでしょう。
コーチという職業を本気で志すなら、スポーツ指導の社会のシステムを整備するための志しも持って欲しいわけです。自分だけよければいいというコーチが多数いる限り、日本のコーチのレベルを根本的な部分から上げることはできません。
テニスコーチとして2つのベクトル、自分のコーチ力を高めるというベクトルとコーチ界の全体のレベルをあげるというベクトルを持って活動することが必要です。
資格を持とうとしないコーチの言い分に、「資格がなくてもちゃんとしたレッスンが出来ればいいでしょ」「資格があったら食べていけるの?」「協会の考えるテニスと自分のテニスが違うから」「生徒のことを思う気持ちに資格は関係ない」等々いろいろ聞きますが、その心は資格を取るための費用を遣いたくないというところにあるような気もします。
指導者のとして費用と時間を掛けてトレーニングを受ける機会を持つことは大切なことです。当然、生徒の安全管理の基礎も学ぶべきです。
私の場合はテニスについては日本テニス協会と日本プロテニス協会、2つの協会のトレーニングを受けて認定され、スポーツ指導者としては日本体育協会の認定を受けています。現在は日本プロテニス協会と日本体育協会の資格を維持している状態です。
いずれの取得も簡単なものではありませんでした。100時間を超える講習を受けるための研修合宿、これも1回や2回ではありません。その後レポート提出、実技、ペーパー試験などあり、結構きついです。
事実、お恥ずかしい話ですが、プロテニス協会のストローク分析やグループレッスンの実技の試験で、私は一度落ちてます。
でも、それがあったから今のレッスンが出来るのだと思っています。
2009年06月09日
勝者のフットワーク塾 塾生の響き
長野市 Mさん
BASICを購入させていただきました。子供に試したところ、見違えるようなボールを打つことができました。子供のモチベーションも当然アップ。vol1、2も購入したいと思います。
「TheBasicに収録されているフットワークを身につければ無駄のないフットワークが実現するでしょう。
それはラケットを持って間もない初心者から上級者まで確認すべき動きなのです。入り口であり、到達点なのだと思います。
どんな名プレーヤーも基本を維持するために神経を使います。今後もお子さんのテニスの確かな指標としてこのメソッドを活用して下さい。
納得出来るから続けられるわけで、モチベーションが上がる気持ちも理解できます。これから更なる上達を期待してます。また、報告して下さい。」
勝者のフットワーク塾 中屋
BASICを購入させていただきました。子供に試したところ、見違えるようなボールを打つことができました。子供のモチベーションも当然アップ。vol1、2も購入したいと思います。
「TheBasicに収録されているフットワークを身につければ無駄のないフットワークが実現するでしょう。
それはラケットを持って間もない初心者から上級者まで確認すべき動きなのです。入り口であり、到達点なのだと思います。
どんな名プレーヤーも基本を維持するために神経を使います。今後もお子さんのテニスの確かな指標としてこのメソッドを活用して下さい。
納得出来るから続けられるわけで、モチベーションが上がる気持ちも理解できます。これから更なる上達を期待してます。また、報告して下さい。」
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月08日
勝者のフットワーク塾 サマーキャンプのお知らせ
サマーキャンプ inサホロ クラブメッド
キャンセルが1名出ました!
ご検討中の方、一度断念された方、その他Vフットワークのレッスンに興味のある方、急いで応募下さい。
こちらのお問い合せフォームからお申し込み下さい。
http://vfootwork.com/inquiry_form.html
スタッフ一同、お待ちしてます。
キャンセルが1名出ました!
ご検討中の方、一度断念された方、その他Vフットワークのレッスンに興味のある方、急いで応募下さい。
こちらのお問い合せフォームからお申し込み下さい。
http://vfootwork.com/inquiry_form.html
スタッフ一同、お待ちしてます。
2009年06月07日
勝者のフットワーク塾 塾生の響き
中野区 S様
メンバーから女子ダブルスではもっと遅い球を打った方が良いのだと言われたりもして、少し方向性の違いも感じています。
わたし自身は時間がかかっても、自分のテニスを完成させたいと思っています。
「女子ダブルスはもっと遅いボールを使った方がよい」とのアドバイスを受けたそうで、よく耳にするアドバイスです。一理あると思います。
自分のフォームの改良してその結果的に速いボールを打てるようになってそれを利用するのはいいと思います。一般的に女性できちんとしたフォームで速いボールをしっかり打てる人自体少ないので、遅いボールを中心にゲームを組み立てて勝っている人が目につくのかも知れません。
ヨネックスレディースの優勝者の賞品がオーストラリアでの体験テニスキャンプだった時があって、そのレッスンを担当したことがありました。優勝者ペアは極普通の主婦の方でしたので、テニスもよく言われるママさんテニスの系統でねばっこいゲーム展開なのかと思いきや、サーブ、グランドストローク、ボレー、いずれも偏りのないしっかりしたフォームに驚いた記憶があります。
ポイントを取りにいくテニス、負けにくいテニス、いずれにしても自分のスタイルを創ることですね。
勝者のフットワーク塾 中屋
メンバーから女子ダブルスではもっと遅い球を打った方が良いのだと言われたりもして、少し方向性の違いも感じています。
わたし自身は時間がかかっても、自分のテニスを完成させたいと思っています。
「女子ダブルスはもっと遅いボールを使った方がよい」とのアドバイスを受けたそうで、よく耳にするアドバイスです。一理あると思います。
自分のフォームの改良してその結果的に速いボールを打てるようになってそれを利用するのはいいと思います。一般的に女性できちんとしたフォームで速いボールをしっかり打てる人自体少ないので、遅いボールを中心にゲームを組み立てて勝っている人が目につくのかも知れません。
ヨネックスレディースの優勝者の賞品がオーストラリアでの体験テニスキャンプだった時があって、そのレッスンを担当したことがありました。優勝者ペアは極普通の主婦の方でしたので、テニスもよく言われるママさんテニスの系統でねばっこいゲーム展開なのかと思いきや、サーブ、グランドストローク、ボレー、いずれも偏りのないしっかりしたフォームに驚いた記憶があります。
ポイントを取りにいくテニス、負けにくいテニス、いずれにしても自分のスタイルを創ることですね。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月06日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鈴の音
2009年06月04日
勝者のフットワーク塾 サマーキャンプin 北海道サホロ
サマーキャンプの応募が定員の12名に達しました。
これからご希望の方はキャンセル待ちになります。
ご了承下さい。
今年も全国から参加者が結集します。
今から7月が楽しみです。
勝者のフットワーク塾のレッスンの問い合わせで、自分のテニスのレベルに自信がないのだけど参加できますかという質問を頂きます。
私のレッスンでは基本的にレベル別に分けることを前提でレッスンは行いません。
従来持っていた技術からもう一歩踏み込んで向上しようとするのなら、怯まず挑む気持ちと奢らない謙虚な気持ちを持つことは非常に大事なことです。
オーストラリアのビンスバークレーアカデミーでレッスンをしていた時も、将来プロを目指す若者たちとほとんど初心者という人たちが1つのコートで練習することも多かったです。
大事なことは「怯まず挑む気持ちと奢らない謙虚な気持ち」です。
参加者の皆さん、お忘れなく。
勝者のフットワーク塾 中屋
これからご希望の方はキャンセル待ちになります。
ご了承下さい。
今年も全国から参加者が結集します。
今から7月が楽しみです。
勝者のフットワーク塾のレッスンの問い合わせで、自分のテニスのレベルに自信がないのだけど参加できますかという質問を頂きます。
私のレッスンでは基本的にレベル別に分けることを前提でレッスンは行いません。
従来持っていた技術からもう一歩踏み込んで向上しようとするのなら、怯まず挑む気持ちと奢らない謙虚な気持ちを持つことは非常に大事なことです。
オーストラリアのビンスバークレーアカデミーでレッスンをしていた時も、将来プロを目指す若者たちとほとんど初心者という人たちが1つのコートで練習することも多かったです。
大事なことは「怯まず挑む気持ちと奢らない謙虚な気持ち」です。
参加者の皆さん、お忘れなく。
勝者のフットワーク塾 中屋
2009年06月03日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
オーストラリアにいた頃、毎日のテニスレッスンの他に夜、市民講座のような教室に通ってデッサンを習っていました。これには自分のコーチング技術の向上を念頭に、ある目的がありました。
それは「見る力」を養うということでした。コート上の生徒がボールを打つ姿を見て、フォームの修正をすることは大事なコーチの仕事です。通常はいちいちビデオに撮ってスローモーションにして分析していている時間などありません。
では何で判断するかと言えば頭に残る像、残像です。見た次の瞬間に頭のなかに残された静止画像を自分独自のチェックポイントで確認します。
例えばヒッティングポンイント、ラケット面がどこでどう向いているか、スイング後の腕のかたち等々、経験をもとにミスの原因となる動きを1つ1つ検証します。
そのときデッサンの教室でトレーニングした見る力が役に立っている気がします。デッサンによる写実という作業は、対象物を見て頭に画像を残したまま、スケッチブックの紙のうえに目線を移し、ペンでその形状を再現する作業の連続です。
もちろん「描く」というテクニックも必要ですが、対象物の細部まで集中して観察する習慣は大切なことです。これはプレーヤーのフォームをチェックには欠かせません。
全仏でシャラポアのサーブのフォームが変わったことは誰もが気づいたと思いますが、私は見た瞬間にあれ!と思いました。
ビデオカメラが小型化した現代においては、その場で撮影したものを再生して確認することが気軽に出来るようになりましたが、コーチの見る力はあらゆる場面で必要でしょう。
カメラのない場面でふとした瞬間に目の前のプレーに違和感を感じたり、感銘をうけたり、これはいつの時代も変わらないと思います。
これからも観察する目は磨いていきたいと思います。
勝者のフットワーク塾 中屋
右の海岸の写真を写生しました。
それは「見る力」を養うということでした。コート上の生徒がボールを打つ姿を見て、フォームの修正をすることは大事なコーチの仕事です。通常はいちいちビデオに撮ってスローモーションにして分析していている時間などありません。
では何で判断するかと言えば頭に残る像、残像です。見た次の瞬間に頭のなかに残された静止画像を自分独自のチェックポイントで確認します。
例えばヒッティングポンイント、ラケット面がどこでどう向いているか、スイング後の腕のかたち等々、経験をもとにミスの原因となる動きを1つ1つ検証します。
そのときデッサンの教室でトレーニングした見る力が役に立っている気がします。デッサンによる写実という作業は、対象物を見て頭に画像を残したまま、スケッチブックの紙のうえに目線を移し、ペンでその形状を再現する作業の連続です。
もちろん「描く」というテクニックも必要ですが、対象物の細部まで集中して観察する習慣は大切なことです。これはプレーヤーのフォームをチェックには欠かせません。
全仏でシャラポアのサーブのフォームが変わったことは誰もが気づいたと思いますが、私は見た瞬間にあれ!と思いました。
ビデオカメラが小型化した現代においては、その場で撮影したものを再生して確認することが気軽に出来るようになりましたが、コーチの見る力はあらゆる場面で必要でしょう。
カメラのない場面でふとした瞬間に目の前のプレーに違和感を感じたり、感銘をうけたり、これはいつの時代も変わらないと思います。
これからも観察する目は磨いていきたいと思います。
勝者のフットワーク塾 中屋
右の海岸の写真を写生しました。