2007年12月01日
上達したという錯覚
「早く上達したい」って誰もが思うものです。それに対して「30分で上達するとか」「瞬間的にテニスが変わる」とかいうキャッチコピーをよく見掛けます。
実際、ある言葉をきっかけに出来なかったことが出来るようになることはあります。でもそれはそれなりのバックボーンを持った方でないとその場限りの誤魔化しにしかなりません。
つまり、実はその時一瞬出来たような気になるだけで本当のところ、いつもの上達の1ステップとそう変わりはないのです。
私が思うに、簡単に身につけたものは簡単に失うことになると思います。ですから、基本を積み上げて来た人の開眼のきっかけを作ることは出来ますが、時間を掛けて来なかった人に対して上達のコツを教えてもすぐにメッキがはげることになると思っています。
結局、試合に勝ったり負けたりしながら、1つ1つのステップを上がっていくしかないのではないでしょうか。
近道よりも頂上に続く道を着実に歩むことをお勧めします。そうすれば、道は開けます。それは急にやってきます。
そのために誤魔化しのテクニックではなく、その過程を楽しみながら、正しい技術を地道に繰り返すことが必要なんです。
実際、ある言葉をきっかけに出来なかったことが出来るようになることはあります。でもそれはそれなりのバックボーンを持った方でないとその場限りの誤魔化しにしかなりません。
つまり、実はその時一瞬出来たような気になるだけで本当のところ、いつもの上達の1ステップとそう変わりはないのです。
私が思うに、簡単に身につけたものは簡単に失うことになると思います。ですから、基本を積み上げて来た人の開眼のきっかけを作ることは出来ますが、時間を掛けて来なかった人に対して上達のコツを教えてもすぐにメッキがはげることになると思っています。
結局、試合に勝ったり負けたりしながら、1つ1つのステップを上がっていくしかないのではないでしょうか。
近道よりも頂上に続く道を着実に歩むことをお勧めします。そうすれば、道は開けます。それは急にやってきます。
そのために誤魔化しのテクニックではなく、その過程を楽しみながら、正しい技術を地道に繰り返すことが必要なんです。
高校でやっていたテニスを復活させて2年たち、今年から試合に出るようになって、今ちょうど壁にぶつかっているところです。基本を身につけるということの難しさ。簡単にできるようになる人もいればワタシのように2年たってもまだこんなところにいて、これ以上やっても上手くなんかなれなくて 試合に勝てることなんてやっぱり無理なのかもしれないと投げやりな気持ちになったりするこの頃です。
ワタシに指導してくれている人もやはり同じことを言います。すぐにできるようになる人はすぐに忘れる、と。だから、しっかり基礎を身につけ、部品をちゃんと作っていけばいつかそれががっちりとかみ合って、ワタシのテニス、というのができるんだと・・そう思いつつも なかなか目に見える上達や結果というのはついてこないと 心が揺れてしまいます。
けれど、それまでを楽しみながら自分ではわからないくらいのペースでも歩いていけばその日がくるんでしょうか。
少しココロの中に楽しみができたように感じます。道はいつか開けるんですね。 ありがとうございました。。