2009年03月30日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
終業式が終わり、学生の皆さんは楽しい春休みですね。通知票をもらって一喜一憂したことでしょうね。
保護者の方々はお子さんの通知票を見ていろいろお感じになっることが多いでしょう。通知票を前にしての親子の話し合いの空気はどうでしたか。
例えば通知票でオール3にただ1つ「1」の評価がついた科目があったとしたらどう考えますか。
恐らくその「1」を無くすように子供に言うのではないですか。ごく自然な感覚だと思います。他の科目が普通で、1つだけ見劣りがするなら気になりますからね。
ところでテニスの話ですが、皆さん苦手なショットってありますよね。大抵何とかその苦手ショットを克服しよう一生懸命努力すると思います。
私は基本的に得意なショットをしっかり磨いて、苦手ショットは時間を掛けてという考えで指導をしています。不得意を修正することを優先的に意識を向けてしまいがちですが、より優先すべきことは得意ショットを伸ばして磨くことだと思っています。
USPTAの会報に、その昔ニックボロテリー氏がインタビューで答えていた記事を読んで、その通りだと思いました。
その時、ボロテリー氏は学校の成績に例えていたのですが、力を注ぐ割合は不得意科目に2割、得意科目8割でいいと、まず大事なことはすばらしい才能を伸ばすことだ、そして慌てないで時間を掛けて不得意を克服するよう努力すればいい。そう言ってました。
つまり、評価「3」のなかの得意な科目をみつけ、それを伸ばすことを考えることの方が、その後の大きな成長につながるというわけです。とは言っても「1」ついた科目も全く見過ごすわけにはいきませんから、不得意科目の修正にも取り組む姿勢が必要なわけで、でもそれについては時間をかけていけばいい、そういうことです。
王者フェデラーでさえフォアハンドに比べバックハンドは苦手なのです。また世界の王さんは現役の頃、王シフトといって内野手が全員ライト寄りになっている状態でもガラガラのレフト方面に打とうとしませんでした。並はずれたライトスタンドに打ち込む力を磨き続けたと言えるのかも知れません。
苦手ショットを克服しようとして、自分の得意ショットを磨くことを忘れてはいませんか。最後は自分の得意ショットでの勝負です。キラーフォアハンドを目指して下さい。
勝者のフットワーク塾 中屋
保護者の方々はお子さんの通知票を見ていろいろお感じになっることが多いでしょう。通知票を前にしての親子の話し合いの空気はどうでしたか。
例えば通知票でオール3にただ1つ「1」の評価がついた科目があったとしたらどう考えますか。
恐らくその「1」を無くすように子供に言うのではないですか。ごく自然な感覚だと思います。他の科目が普通で、1つだけ見劣りがするなら気になりますからね。
ところでテニスの話ですが、皆さん苦手なショットってありますよね。大抵何とかその苦手ショットを克服しよう一生懸命努力すると思います。
私は基本的に得意なショットをしっかり磨いて、苦手ショットは時間を掛けてという考えで指導をしています。不得意を修正することを優先的に意識を向けてしまいがちですが、より優先すべきことは得意ショットを伸ばして磨くことだと思っています。
USPTAの会報に、その昔ニックボロテリー氏がインタビューで答えていた記事を読んで、その通りだと思いました。
その時、ボロテリー氏は学校の成績に例えていたのですが、力を注ぐ割合は不得意科目に2割、得意科目8割でいいと、まず大事なことはすばらしい才能を伸ばすことだ、そして慌てないで時間を掛けて不得意を克服するよう努力すればいい。そう言ってました。
つまり、評価「3」のなかの得意な科目をみつけ、それを伸ばすことを考えることの方が、その後の大きな成長につながるというわけです。とは言っても「1」ついた科目も全く見過ごすわけにはいきませんから、不得意科目の修正にも取り組む姿勢が必要なわけで、でもそれについては時間をかけていけばいい、そういうことです。
王者フェデラーでさえフォアハンドに比べバックハンドは苦手なのです。また世界の王さんは現役の頃、王シフトといって内野手が全員ライト寄りになっている状態でもガラガラのレフト方面に打とうとしませんでした。並はずれたライトスタンドに打ち込む力を磨き続けたと言えるのかも知れません。
苦手ショットを克服しようとして、自分の得意ショットを磨くことを忘れてはいませんか。最後は自分の得意ショットでの勝負です。キラーフォアハンドを目指して下さい。
勝者のフットワーク塾 中屋
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