2009年09月30日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 意識ポイント
前に出来ていた事が出来なくなるということはよくあることです。これが一人の人間のなかで起こる現象だから面白いのです。同じことを一人の人が出来て別の人が出来ないということは普通にありますが、同じ人間のなかである動作について出来たり出来なかったりがあるなんて、いかに自分自身の身体を操ることが難しいかということだと思います。
いわゆる再現性は同一人間内においても全く保障されるものではないということです。それなのに、スポーツのコーチという仕事は、同一人間内においても難しいとされる動作の再現性を他人に対して求めるという極めてハイレベルな到達点を挑んでいる仕事なのです。オーバーですね。
コンピュータ制御された機械に対して、ある動作をプログラムしてテストデータを流し、テストランをして結果がよければ、その動作はその機械によって半永久的に再現され続けることになるわけですが、人間の場合はそうはいきません。肉体的なコンディションの影響もありますが、複雑怪奇な精神構造がそこに絡むと再現性は一挙に下がるわけです。
前回のレッスンで仕上げたはずのフォームが、きれいさっぱり戻っているということはよくあります。あんなにきれいに打てたトランスホップなのに、、、なんで?と思うこともあります。ある1箇所を意識してオートマティックに出来ていた動作故にその1箇所が外れると全体が崩れてしまうのです。
逆もあります。ある1箇所だけポイントを意識するだけで主要なスイッチがうまく入ってしまう場合もあります。その1箇所、知りたいですよね。これは個人差はあるもののある傾向はあるようです。そこのポイントをレッスンでは伝えていきたいと考えています。
同じ動きをしたい場合は、そのポイントを意識することで関連する筋肉が追随して動いてくれることになることが多いです。ですから、試合中はその重要なポイントを1つでいいから意識すればいいのです。間違えないように、1つです。多くて2つです。これ以上は試合にならなくります。
意識ポイントの代表的なものに、セミオープンスタンスを意識するということがあります。Vフットワークを実践されている方々は既にこのセミオープンスタンスを意識ポイントに設定した場合の効果の程をご存知でしょう。
1つの意識ポイントが無意識に出来るようにななれば次のステージに進めるはずですが、そこは人間のなせる技、無意識に出来なくなっていることも、またその影ですでに芽生えています。
その調整のために日々の練習が必要なんですね。永久に続くモグラ叩きのようですが、テニス自体のレベルはその繰り返しで徐々に上がっていくということです。これが上達への道なんですね。道中、一喜一憂だから面白い。
勝者のフットワーク塾 中屋
いわゆる再現性は同一人間内においても全く保障されるものではないということです。それなのに、スポーツのコーチという仕事は、同一人間内においても難しいとされる動作の再現性を他人に対して求めるという極めてハイレベルな到達点を挑んでいる仕事なのです。オーバーですね。
コンピュータ制御された機械に対して、ある動作をプログラムしてテストデータを流し、テストランをして結果がよければ、その動作はその機械によって半永久的に再現され続けることになるわけですが、人間の場合はそうはいきません。肉体的なコンディションの影響もありますが、複雑怪奇な精神構造がそこに絡むと再現性は一挙に下がるわけです。
前回のレッスンで仕上げたはずのフォームが、きれいさっぱり戻っているということはよくあります。あんなにきれいに打てたトランスホップなのに、、、なんで?と思うこともあります。ある1箇所を意識してオートマティックに出来ていた動作故にその1箇所が外れると全体が崩れてしまうのです。
逆もあります。ある1箇所だけポイントを意識するだけで主要なスイッチがうまく入ってしまう場合もあります。その1箇所、知りたいですよね。これは個人差はあるもののある傾向はあるようです。そこのポイントをレッスンでは伝えていきたいと考えています。
同じ動きをしたい場合は、そのポイントを意識することで関連する筋肉が追随して動いてくれることになることが多いです。ですから、試合中はその重要なポイントを1つでいいから意識すればいいのです。間違えないように、1つです。多くて2つです。これ以上は試合にならなくります。
意識ポイントの代表的なものに、セミオープンスタンスを意識するということがあります。Vフットワークを実践されている方々は既にこのセミオープンスタンスを意識ポイントに設定した場合の効果の程をご存知でしょう。
1つの意識ポイントが無意識に出来るようにななれば次のステージに進めるはずですが、そこは人間のなせる技、無意識に出来なくなっていることも、またその影ですでに芽生えています。
その調整のために日々の練習が必要なんですね。永久に続くモグラ叩きのようですが、テニス自体のレベルはその繰り返しで徐々に上がっていくということです。これが上達への道なんですね。道中、一喜一憂だから面白い。
勝者のフットワーク塾 中屋
コメント
この記事へのコメントはありません。