2010年01月06日
勝者のフットワーク塾 塾生の声 グリップを握る
東京都 K様より
土曜日のレッスンを受けた女性からグリップを握る時の力について質問を受けました。中屋コーチは、脱力してグリップを握り、脱力によって自然とラケットヘッドが下がり、そこからスウィングを加速させるという教え方をしていますよね?
実は、私のコーチから先日スウィングについて習ったとき、グリップは強く握って、ボールに当たるまでを最大限に加速させろと言われたんです。そのコーチは、エッグボールでスピンをかけています。
どちらが正しいのでしょうか?教えて頂けたら幸甚です!
「グリップを強く握らないように、そんなことをいつもレッスンで指導しています。これはオーストラリア、ビンスのアカデミーで学んだことです。
日本ではバックスイングに力を入れないようにという話はよく聞いていましたが、インパクトまで力を抜けという指導は初めてでした。
インパクトの瞬間、ぎゅっと握りなさいといコーチはたくさんいました。力を抜いた状態との差があるほどパワーが出るとのことです。
私のレッスンで脱力して握って下さいということと、併せて伝えているのは、そうは思っても打つ瞬間握るための筋肉は反応してしまうものだということです。なぜなら、完全に脱力したらラケットは抜けて飛んでいってしまいます。
つまり、脱力しようとして無意識に作られる手のひらとラケットとの関係を大事にして欲しいのです。握るなといういい方をもう少し正確に言うと、打球のために機能している指のある部分のかたちをキープして欲しいということです。それは最低限、ラケットが遠心力で飛ばない程度の度合いになるかも知れません。そのために相当の握力が必要なことは事実のようです。
体温計を振る動作で、振った瞬間に強く握ってみて下さい。リストは完全にロックされます。かと言って完全に力を抜くと体温計は飛んで行きます。
ヘッドスピードがある域に達していないと当然、脱力は安定に繋がりません。それで安定の土台をスピードを緩める方向に求めるという考えはメインにしない方がよいと思います。
握りの強さを0パーセントか100パーセントという乱暴な結論は出せませんが、ヘッドスピードを上げるため、スピンを掛けるために、それぞれの指が機能するような状態にしておいた方がよいとは思っています。
どちらが正しいか、、うーん、「グリップを強く握って」という意識の中味によりますね。
勝者のフットワーク塾 中屋
土曜日のレッスンを受けた女性からグリップを握る時の力について質問を受けました。中屋コーチは、脱力してグリップを握り、脱力によって自然とラケットヘッドが下がり、そこからスウィングを加速させるという教え方をしていますよね?
実は、私のコーチから先日スウィングについて習ったとき、グリップは強く握って、ボールに当たるまでを最大限に加速させろと言われたんです。そのコーチは、エッグボールでスピンをかけています。
どちらが正しいのでしょうか?教えて頂けたら幸甚です!
「グリップを強く握らないように、そんなことをいつもレッスンで指導しています。これはオーストラリア、ビンスのアカデミーで学んだことです。
日本ではバックスイングに力を入れないようにという話はよく聞いていましたが、インパクトまで力を抜けという指導は初めてでした。
インパクトの瞬間、ぎゅっと握りなさいといコーチはたくさんいました。力を抜いた状態との差があるほどパワーが出るとのことです。
私のレッスンで脱力して握って下さいということと、併せて伝えているのは、そうは思っても打つ瞬間握るための筋肉は反応してしまうものだということです。なぜなら、完全に脱力したらラケットは抜けて飛んでいってしまいます。
つまり、脱力しようとして無意識に作られる手のひらとラケットとの関係を大事にして欲しいのです。握るなといういい方をもう少し正確に言うと、打球のために機能している指のある部分のかたちをキープして欲しいということです。それは最低限、ラケットが遠心力で飛ばない程度の度合いになるかも知れません。そのために相当の握力が必要なことは事実のようです。
体温計を振る動作で、振った瞬間に強く握ってみて下さい。リストは完全にロックされます。かと言って完全に力を抜くと体温計は飛んで行きます。
ヘッドスピードがある域に達していないと当然、脱力は安定に繋がりません。それで安定の土台をスピードを緩める方向に求めるという考えはメインにしない方がよいと思います。
握りの強さを0パーセントか100パーセントという乱暴な結論は出せませんが、ヘッドスピードを上げるため、スピンを掛けるために、それぞれの指が機能するような状態にしておいた方がよいとは思っています。
どちらが正しいか、、うーん、「グリップを強く握って」という意識の中味によりますね。
勝者のフットワーク塾 中屋
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