2010年11月23日
グリップにも歴史がある 中屋の響き:鐘の音
テニスの歴史を知ることでより普遍性に近づけると思います。今見ているテニスは時系列で考えると偏っているかも知れません。
10年経っても、20年経っても頷けるようなテニスメソッドを基準に練習をしたいと思っています。
先日、1960年代のテニス教本を読みました。よく古いテニス教本に目を通すのですが、面白いのはほんとんどの著者が今の巷のテニスは古いから、最新の理論を実践すべきだと主張しているところです。
それでいて、高い弾むボールはしっかり下がって打ちやすい打点に落として打ちましょうという記述がもっともらしく記されているわけです。
それでも感動する視点はあります。50年経っても色あせない原理を見つけると本物に出会えた満足感に心が満たされます。
なぜでしょう。本物を見つけると心が満たされます。単なる思い込みや形式主義に基づかない普遍性が自分の確かな拠り所になる気がするからかも知れません。
若いコーチにはテニスの歴史を勉強して欲しいです。何十年経っても、色あせない主張を持つために過去にさかのぼって自分の主張を検証する必要があると思います。
グリップについて勉強するには、この本がお勧めです。
私の尊敬する原田武一のドキュメントです。
理想は「ノーグリップ、ノーフォーム」。全てはそこに行きつくための道程です。
と考えます。
勝者のフットワーク塾 中屋
10年経っても、20年経っても頷けるようなテニスメソッドを基準に練習をしたいと思っています。
先日、1960年代のテニス教本を読みました。よく古いテニス教本に目を通すのですが、面白いのはほんとんどの著者が今の巷のテニスは古いから、最新の理論を実践すべきだと主張しているところです。
それでいて、高い弾むボールはしっかり下がって打ちやすい打点に落として打ちましょうという記述がもっともらしく記されているわけです。
それでも感動する視点はあります。50年経っても色あせない原理を見つけると本物に出会えた満足感に心が満たされます。
なぜでしょう。本物を見つけると心が満たされます。単なる思い込みや形式主義に基づかない普遍性が自分の確かな拠り所になる気がするからかも知れません。
若いコーチにはテニスの歴史を勉強して欲しいです。何十年経っても、色あせない主張を持つために過去にさかのぼって自分の主張を検証する必要があると思います。
グリップについて勉強するには、この本がお勧めです。
私の尊敬する原田武一のドキュメントです。
理想は「ノーグリップ、ノーフォーム」。全てはそこに行きつくための道程です。
と考えます。
勝者のフットワーク塾 中屋
深い言葉ですね。
私は馬術もやりますが、馬術には「鞍上無人」という言葉が
あります。
通じる境地のような気がします。
日々精進ですね。
人為的に作られたテニスというスポーツをするうえで自然のままの動きでははみ出てしまうわけですから、人為的に操作して技術を作るしかないのですが、つまるところテニスに必要な動きを自然な動きになるよう考えたいです。
ご紹介の本、購入して読んでみます。
コーチを目指す者として興味津々です。
正直、テニスの歴史についてあまり知りません。
歴史から何か学べれば、今後も変わってくるかもしれません。
貴重な情報をありがとうございます。