2012年11月23日
テニス指導者の組織力
「施設内での盗難、傷害等その他の事故が発生した場合、
本施設及び会社は一切責任を負わないものとします」
こんな表示を見かけたことのありませんか。
平成12年に制定された消費者契約法では、第8条で事業者の損害賠償責任を免除あるいは制限する条項は無効とすると定めています。
つまり、冒頭の一文は意味がないということです。
指導する者の責任は必ず問われます。
先日、日本プロテニス協会のコンベンションに参加してきました。私は指導者として日本プロテニス協会に登録しています。
ラフォーレ東京が会場でした
錦織君を育てたIMGよりレポート
谷澤プロの最新コーチング情報、この後安全管理講習会へ
日本には指導者でありながら、部活動の顧問の先生をはじめ無登録で活動している指導者が多すぎます。国が指導者の育成システムに本気で取り組んで来なかった結果です。
そんななかにあって指導者の登録者数を調べてみると、サッカーの登録指導者は31,404人で、全競技中トップでした。さすがの組織力です。次いで水泳19,624人。
テニスは何人だと思いますか。
5,491人です。
(日本体育協会会報より)
いかにテニスコーチが自分勝手かわかります。組織力がない。
自分だけよければいいというコーチが多数いる限り、日本のコーチのレベルを根本的な部分から上げることはできません。
テニスコーチとして2つのベクトル、自分のコーチ力を高めるというベクトルとコーチ界の全体のレベルをあげるというベクトルを持って活動することが必要です。
組織に所属すれば、年に何回か研究会に参加するようにもなるでしょう。ネットや雑誌からの聞きかじりでの指導には限界があります。
資格を持とうとしないコーチの言い分に、「資格がなくてもちゃんとしたレッスンが出来ればいいでしょ」「資格があったら食べていけるの?」「協会の考えるテニスと自分のテニスが違うから」「生徒のことを思う気持ちに資格は関係ない」等々いろいろ聞きますが、その心は資格を取るための費用を遣いたくないというところにあるような気もします。
指導者のとして費用と時間を掛けてトレーニングを受ける機会を持つことは大切なことです。当然、生徒の安全管理の基礎も学ぶべきです。
31,404人と5,491人、明らかにサッカーの組織力とは差があり過ぎです。
錦織君の活躍だけに頼っていては、一過性の流れしかつかめないのでは、、、
「私は」だけでなく、「私達は」という立場で考える必要を感じます。
本気でテニスを愛するなら、テニスを利用するだけでなく、組織として発展する方向に行動することとは何か。まずはここから。
参加者募集中です!
12月サタデーナイトレッスン
開催日12/1、15
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開催日11/10、11/17、11/24
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足がつる方に好評です。
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テニスは何人だと思いますか。
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いかにテニスコーチが自分勝手かわかります。組織力がない。
自分だけよければいいというコーチが多数いる限り、日本のコーチのレベルを根本的な部分から上げることはできません。
テニスコーチとして2つのベクトル、自分のコーチ力を高めるというベクトルとコーチ界の全体のレベルをあげるというベクトルを持って活動することが必要です。
組織に所属すれば、年に何回か研究会に参加するようにもなるでしょう。ネットや雑誌からの聞きかじりでの指導には限界があります。
資格を持とうとしないコーチの言い分に、「資格がなくてもちゃんとしたレッスンが出来ればいいでしょ」「資格があったら食べていけるの?」「協会の考えるテニスと自分のテニスが違うから」「生徒のことを思う気持ちに資格は関係ない」等々いろいろ聞きますが、その心は資格を取るための費用を遣いたくないというところにあるような気もします。
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31,404人と5,491人、明らかにサッカーの組織力とは差があり過ぎです。
錦織君の活躍だけに頼っていては、一過性の流れしかつかめないのでは、、、
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