2011年10月16日
試合の評価 中屋の響き:鐘の音
試合が終わった後、いろいろ評論をしてくれる人が周りにいますが、気をつけた方がよい場合もあります。
例えば、攻めることを柱にしたゲーム展開をする人が負けた場合、もっとつないでチャンスボールをつくらないとと言われ、ボール回しをポイントの柱にしている人が負けた場合、もっと攻めないとと言われます。
こういう評価というのは往々にしてある方向に傾くことがあります。つまり、その人の特徴をただ批評するという人も多いということです。
攻めるテニスの人は強打が目立つのは当然です。同様にボール回しを柱にしたテニスをする人はつなぐボールが目立つのは当然です。
負けた場合はその人の特徴が批判されるということです。特徴が目に付くのは当たり前です。
しかし、その人の特徴というものは表裏一体です。仕事が丁寧な人の仕事がうまくいけば丁寧ですが、うまくいかなければ融通が利かないとか、とろいとか言われます。
仕事が早い人は、うまくいけば要領を得ていると言われ、ミスすれば仕事が雑だと言われます。
人にはそれぞれ持ち味というものがあるのです。その持ち味を活かすアドバイスの方が実際は実りあるアドバイスと言える気がします。さもないとのっぺらぼうな何の面白味のないテニスばかりになってしまいます。
やっぱり、基本と個性は両輪ですね。
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攻めるテニスの人は強打が目立つのは当然です。同様にボール回しを柱にしたテニスをする人はつなぐボールが目立つのは当然です。
負けた場合はその人の特徴が批判されるということです。特徴が目に付くのは当たり前です。
しかし、その人の特徴というものは表裏一体です。仕事が丁寧な人の仕事がうまくいけば丁寧ですが、うまくいかなければ融通が利かないとか、とろいとか言われます。
仕事が早い人は、うまくいけば要領を得ていると言われ、ミスすれば仕事が雑だと言われます。
人にはそれぞれ持ち味というものがあるのです。その持ち味を活かすアドバイスの方が実際は実りあるアドバイスと言える気がします。さもないとのっぺらぼうな何の面白味のないテニスばかりになってしまいます。
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しかし、その人の特徴というものは表裏一体です。仕事が丁寧な人の仕事がうまくいけば丁寧ですが、うまくいかなければ融通が利かないとか、とろいとか言われます。
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