2008年01月13日
テニスが本当に好きな人なら
先日、たまたま日曜日がオフになったので某区民大会初級ダブルスを見に行ってきました。知り合いのグループを応援していたのですが、そのうちの一つのペアが見事優勝しました。
初級といっても、ご存じの通りどう考えても初級じゃない人が出ているものです。ですから決勝戦あたりは、初級とは名ばかりのレベルの高い試合を見ることになります。
その優勝したペアは、67歳のYさんと34歳のTさんペアでした。TさんはYさんの娘婿で、学生時代には軟式テニスに情熱を注いだ経験を持つ静かに燃える獅子といった雰囲気の人で、口数は少ないけどガッツあるプレーが印象的でした。
そんな娘婿のプレーを100%信頼するTさんもなかなか味のあるプレーで要所要所を押さえ、絶妙なコンビネーションをしっかりかもし出していました。
でも、私が最高にいいと思ったのは、何と言っても決勝で優勝を決めた直後のTさんの言葉でした。ゲームセット後、応援のみんなが「よく走ったねえ」とか「大事なとこでよくしっかり振り抜いてたよ」とかたくさんネギラいの言葉を掛
けられたTさんは一言だけ「テニス、好きですから!」と笑顔ではっきり答えてました。
みなさんはマズローの欲求階層モデルをご存じですか。人間の欲求を寝たい食べたいという基本的な生理的欲求からより人間として高度な欲求へ階層化したモデルのことです。
人間として最も高度な欲求は自己実現を満たす欲求だそうです。その下の階層に自尊心を満たす欲求があります。
つまり、勝って周りの人に認められたいというのが自尊心なわけです。でも、それよりも高度な欲求、自己実現を考えてプレーが出来ればよりハイレベルな精神状態で質の高いプレーをすることができるのです。
Tさんの一言「テニス、好きですから!」には勝ち負けを超越した思いが込められていたと思います。好きなテニスのために最高のプレーを実現したいというTさんの欲求レベルの高さが今回の勝因ではないかと私は思いました。
結果より、どんなテニスをしたいかを考えてプレーしましょう。
初級といっても、ご存じの通りどう考えても初級じゃない人が出ているものです。ですから決勝戦あたりは、初級とは名ばかりのレベルの高い試合を見ることになります。
その優勝したペアは、67歳のYさんと34歳のTさんペアでした。TさんはYさんの娘婿で、学生時代には軟式テニスに情熱を注いだ経験を持つ静かに燃える獅子といった雰囲気の人で、口数は少ないけどガッツあるプレーが印象的でした。
そんな娘婿のプレーを100%信頼するTさんもなかなか味のあるプレーで要所要所を押さえ、絶妙なコンビネーションをしっかりかもし出していました。
でも、私が最高にいいと思ったのは、何と言っても決勝で優勝を決めた直後のTさんの言葉でした。ゲームセット後、応援のみんなが「よく走ったねえ」とか「大事なとこでよくしっかり振り抜いてたよ」とかたくさんネギラいの言葉を掛
けられたTさんは一言だけ「テニス、好きですから!」と笑顔ではっきり答えてました。
みなさんはマズローの欲求階層モデルをご存じですか。人間の欲求を寝たい食べたいという基本的な生理的欲求からより人間として高度な欲求へ階層化したモデルのことです。
人間として最も高度な欲求は自己実現を満たす欲求だそうです。その下の階層に自尊心を満たす欲求があります。
つまり、勝って周りの人に認められたいというのが自尊心なわけです。でも、それよりも高度な欲求、自己実現を考えてプレーが出来ればよりハイレベルな精神状態で質の高いプレーをすることができるのです。
Tさんの一言「テニス、好きですから!」には勝ち負けを超越した思いが込められていたと思います。好きなテニスのために最高のプレーを実現したいというTさんの欲求レベルの高さが今回の勝因ではないかと私は思いました。
結果より、どんなテニスをしたいかを考えてプレーしましょう。
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