2009年04月08日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 鐘の音
ある技術の習得をテーマにしたレッスンに当たり私が考えることは、いくつかの段階的な指導を取り入れることです。一口に段階的な指導といってもいろいろな要素を考慮して作っていきます。
イメージとしては水が流れる道筋を作る感じです。能力が千差万別な受講者の出来ることを少しずつみつけ、ある方向に導いていくわけです。
大切なことは上から下へ流れる水の基本的性質があることを忘れないことです。必ずきちんと道筋をつけると勢いよく流れるものです。
この段階的な指導の興味深いところは、同じ能力を持った人に違う手続きで指導をすると違う結果になるということです。指導手続きによって技術習得の到達度が違うわけです。
水の流れの道筋のつけ方を細かくし過ぎても、大雑把にし過ぎても水は滞ります。例えば1つの指導ステップを省略してしまうことで技術の習得の割合に大きな差が出ます。
どんな人でも流れる道筋を持っています。そこに導くイマジネーションを持つことがコーチとしての大切な技量と言えると思います。
私はもともと教員ですが、同じテキストをもとに授業をしても授業の方法によって生徒の理解度は違います。つまり、教える内容は同じでも伝えるその方法をいかに工夫するかがポイントです。正しい知識を備えていることと同時に、それを伝える方法を持っていることが指導者として大事なことなのだと思います。
以前、先輩教員にこんなことを言われました。教科の専門性はそれを研究している研究者に負けるかも知れないが、忘れていけないのは我々は教えることの専門家だということ、それで負けてはいけない。
その言葉は今でも心に残っています。スムーズに水が流れるためにどうしたらいいのか、そのことをいつも考えてます。勢いよく流れるせせらぎの音は心地いいです。
勝者のフットワーク塾 中屋
イメージとしては水が流れる道筋を作る感じです。能力が千差万別な受講者の出来ることを少しずつみつけ、ある方向に導いていくわけです。
大切なことは上から下へ流れる水の基本的性質があることを忘れないことです。必ずきちんと道筋をつけると勢いよく流れるものです。
この段階的な指導の興味深いところは、同じ能力を持った人に違う手続きで指導をすると違う結果になるということです。指導手続きによって技術習得の到達度が違うわけです。
水の流れの道筋のつけ方を細かくし過ぎても、大雑把にし過ぎても水は滞ります。例えば1つの指導ステップを省略してしまうことで技術の習得の割合に大きな差が出ます。
どんな人でも流れる道筋を持っています。そこに導くイマジネーションを持つことがコーチとしての大切な技量と言えると思います。
私はもともと教員ですが、同じテキストをもとに授業をしても授業の方法によって生徒の理解度は違います。つまり、教える内容は同じでも伝えるその方法をいかに工夫するかがポイントです。正しい知識を備えていることと同時に、それを伝える方法を持っていることが指導者として大事なことなのだと思います。
以前、先輩教員にこんなことを言われました。教科の専門性はそれを研究している研究者に負けるかも知れないが、忘れていけないのは我々は教えることの専門家だということ、それで負けてはいけない。
その言葉は今でも心に残っています。スムーズに水が流れるためにどうしたらいいのか、そのことをいつも考えてます。勢いよく流れるせせらぎの音は心地いいです。
勝者のフットワーク塾 中屋