2009年11月06日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 自然なテニス
頭で考えると動きがぎこちなくなるから、とにかくたくさんボールを打てば自然に上達しますよ。だって歩く動作なんて考えてやってる人いないでしょ。
こんな考えの人結構います。ただ真っ直ぐ普通に歩く動作だったら、さほど工夫することもないでしょう。なかにはこの段階でかなり工夫されている方もおられますが。
問題はここに人間が設定したルールが入った時、自然な動きに任せるだけでは対応仕切れない部分が現れるということなのです。
真っ直ぐ歩くだけではなく、突然曲がらなければならないかったり、スビードを上げなければならなかったり、これらの動作をただ自分の身体が赴くままにしたとして、つまり、クセや体型、呼吸法、注意の向け方、はたまたその人の今までの生活習慣よる影響、こういった個体差をそのまま反映して動作を行った場合、良くも悪くも偏りが生じるでしょう。
箸を持ち方が汚い人を最近よく見掛けます。ただ物理的に口まで運べればよいと考えるなら、それでよいでしょう。食事にはマナーと言われるルールがあるのです。不快感を与えないためのルールです。
そうなるとその技術には工夫が必要になります。自然に任せるだけでは解決しない領域です。握り箸で食べている子供には正しい持ち方を教えるべきです。人間社会にはマナーというルールがあるからです。
テニスの技術も、コートに入れなければならないという最低限のルールを考慮するとただ打ちたいように打っていればいいですよとは、なかなか言えないものです。ポイントを競うのであればなおさらです。
しかしながら、身体が赴くままに動けないということはストレスになるので、不慣れなかたちを受け入れるためにある程度の覚悟が必要になるわけです。
たぶんなるべくストレスなく自然に上達する道をほとんどの人が望んでいます。ですから、不慣れなかたちをなるべくストレスなく身につけられる道を追求しようと思っています。
その人にとっての不自然を続けなければ自然なテニスにならないのだろうか。正しい不自然を自然に伝えたいと思います。
勝者のフットワーク塾 中屋
*前の記事で森下テニスさんのリンクを間違えました。
こちらです。
こんな考えの人結構います。ただ真っ直ぐ普通に歩く動作だったら、さほど工夫することもないでしょう。なかにはこの段階でかなり工夫されている方もおられますが。
問題はここに人間が設定したルールが入った時、自然な動きに任せるだけでは対応仕切れない部分が現れるということなのです。
真っ直ぐ歩くだけではなく、突然曲がらなければならないかったり、スビードを上げなければならなかったり、これらの動作をただ自分の身体が赴くままにしたとして、つまり、クセや体型、呼吸法、注意の向け方、はたまたその人の今までの生活習慣よる影響、こういった個体差をそのまま反映して動作を行った場合、良くも悪くも偏りが生じるでしょう。
箸を持ち方が汚い人を最近よく見掛けます。ただ物理的に口まで運べればよいと考えるなら、それでよいでしょう。食事にはマナーと言われるルールがあるのです。不快感を与えないためのルールです。
そうなるとその技術には工夫が必要になります。自然に任せるだけでは解決しない領域です。握り箸で食べている子供には正しい持ち方を教えるべきです。人間社会にはマナーというルールがあるからです。
テニスの技術も、コートに入れなければならないという最低限のルールを考慮するとただ打ちたいように打っていればいいですよとは、なかなか言えないものです。ポイントを競うのであればなおさらです。
しかしながら、身体が赴くままに動けないということはストレスになるので、不慣れなかたちを受け入れるためにある程度の覚悟が必要になるわけです。
たぶんなるべくストレスなく自然に上達する道をほとんどの人が望んでいます。ですから、不慣れなかたちをなるべくストレスなく身につけられる道を追求しようと思っています。
その人にとっての不自然を続けなければ自然なテニスにならないのだろうか。正しい不自然を自然に伝えたいと思います。
勝者のフットワーク塾 中屋
*前の記事で森下テニスさんのリンクを間違えました。
こちらです。