2010年03月25日
ナダルのリターンポジション 中屋の響き:鐘の音
これはナダルのリターンのポジションです。
どうですか。
ベースラインからサービスエンドラインまでは約5.5mですが、それから推測するに。その4分の3くらいの距離でしょうか。
するとベースラインから約4mです。
ちなみにフェデラーはこちらです。
この違い、面白いですね。どちらが正しいということではありません。これが個性なのですね。
どちらのポジションも一長一短はあります。
指導者として個性を伸ばすことが大切だと思っています。指導者としてありがちな間違いに、粘りが信条のプレーヤーには「チャンスボールはしっかり決めなきゃ駄目だよ」と言い、攻撃的なプレーヤーには「決めようとせず、粘らなくちゃ駄目だよ」と言ってしまうケースがよくあります。
負けた選手へのアドバイスをする時、ただ単に表面に目立つその人のプレースタイルを指摘するというのは、本質的な解決にならない気がします。
このナダルの様なポジションの選手が負けた時、「あんなに下がったらワイドなボールが取れないよ」というアドバイスを受けるかも知れないです。
多くのプレーを見て、プレースタイルの可能性を知ることはコーチとして必要だと思います。オーストラリアにいたとき、たくさんのトーナメントの引率をして、世界のジュニアのプレーを山ほど見ました。
また、シドニーオープンでも1日中、プロの選手のゲームや練習を朝から晩まで飽きるほど見ました。これが私の財産です。テニスをプレーとして使える個性、使えない個性を見極める目をこれからも大切にしたいと思います。
コーチの狭い見識で選手の個性を潰してしまうのはもったいないことです。
ナダルのポジションは私の経験からして個性としてありじゃないですか。
このポジションの長所を生かすフットワークは何なのか、それを磨くことを考えればよいと思うのです。
勝者のフットワーク塾 中屋
どうですか。
ベースラインからサービスエンドラインまでは約5.5mですが、それから推測するに。その4分の3くらいの距離でしょうか。
するとベースラインから約4mです。
ちなみにフェデラーはこちらです。
この違い、面白いですね。どちらが正しいということではありません。これが個性なのですね。
どちらのポジションも一長一短はあります。
指導者として個性を伸ばすことが大切だと思っています。指導者としてありがちな間違いに、粘りが信条のプレーヤーには「チャンスボールはしっかり決めなきゃ駄目だよ」と言い、攻撃的なプレーヤーには「決めようとせず、粘らなくちゃ駄目だよ」と言ってしまうケースがよくあります。
負けた選手へのアドバイスをする時、ただ単に表面に目立つその人のプレースタイルを指摘するというのは、本質的な解決にならない気がします。
このナダルの様なポジションの選手が負けた時、「あんなに下がったらワイドなボールが取れないよ」というアドバイスを受けるかも知れないです。
多くのプレーを見て、プレースタイルの可能性を知ることはコーチとして必要だと思います。オーストラリアにいたとき、たくさんのトーナメントの引率をして、世界のジュニアのプレーを山ほど見ました。
また、シドニーオープンでも1日中、プロの選手のゲームや練習を朝から晩まで飽きるほど見ました。これが私の財産です。テニスをプレーとして使える個性、使えない個性を見極める目をこれからも大切にしたいと思います。
コーチの狭い見識で選手の個性を潰してしまうのはもったいないことです。
ナダルのポジションは私の経験からして個性としてありじゃないですか。
このポジションの長所を生かすフットワークは何なのか、それを磨くことを考えればよいと思うのです。
勝者のフットワーク塾 中屋
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