2010年02月09日
勝者のフットワーク塾 中屋の響き 反発係数
あまり人様のブログを拝見する機会はないのですが、昨日たまたま興味深いブログに出会いました。
http://matsubara-y.blog.tennis365.net/archives/article/238269.html
「ある一定以上のスイングスピードになるとコントロールが安定します」と日頃お伝えしています。これは私の感覚的なところから来る言葉だったのですが、このブログで取り上げている反発係数の話でその仕組みがわかったような気がします。
スイングスピードが速くなると反発係数がゼロに近くなるという主旨の話で、つまりほとんどストリングではじいている感じではなくまとわりつくボールをねじ伏せている感じになるというのです。
ある時期からサーブが板で打っているような感覚になったのを覚えています。フォアハンドについても同じです。
もしかしたら反発係数がゼロに近くなることがコントロールを安定させることに繋がっているのでは。
つい最近、今は懐かしいウッドのラケットでフラットサーブを打ってみたことがあります。スイングスピードを上げるとやはり同じように板で打ったような感覚に近くなります。
スイング速度と反発係数の関係についてのこの話、どこかで実証された話なのだろうか。気になります。
スイング幅に関わらず打球時のヘッドスピードを上げることでボールが安定するという考えが何となく整理出来ました。
勝者のフットワーク塾 中屋
以下抜粋
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反発係数というのはラケット面に衝突したボールがどれだけの勢いで跳ね返るかということ。
たとえば止まったラケットにボールが当たり100%同じスピードで跳ね返っていったら、反発係数が1ということになる。
当たったとたんに止まっちゃったら、反発係数はゼロということになる。
(こんなことは覚えなくていいですよ)
実はラケットとボールの衝突速度が低いときは反発係数は1に近くほとんど同じスピードで跳ね返るのだが速度が上がるにつれて反発しなくなって行き衝突速度が100km/hに近づくと反発係数はゼロに近くなってしまうという現象がある。
この状態になるとどんなラケットを使っても打つスピードは同じということになる私が石器時代に使っていた石のラケットでもボルグ愛用の木のラケットでも現代のカーボンファイバーのラケットでもスウィングスピードが同じなら打球速度はほぼ同じになるのだ。
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http://matsubara-y.blog.tennis365.net/archives/article/238269.html
「ある一定以上のスイングスピードになるとコントロールが安定します」と日頃お伝えしています。これは私の感覚的なところから来る言葉だったのですが、このブログで取り上げている反発係数の話でその仕組みがわかったような気がします。
スイングスピードが速くなると反発係数がゼロに近くなるという主旨の話で、つまりほとんどストリングではじいている感じではなくまとわりつくボールをねじ伏せている感じになるというのです。
ある時期からサーブが板で打っているような感覚になったのを覚えています。フォアハンドについても同じです。
もしかしたら反発係数がゼロに近くなることがコントロールを安定させることに繋がっているのでは。
つい最近、今は懐かしいウッドのラケットでフラットサーブを打ってみたことがあります。スイングスピードを上げるとやはり同じように板で打ったような感覚に近くなります。
スイング速度と反発係数の関係についてのこの話、どこかで実証された話なのだろうか。気になります。
スイング幅に関わらず打球時のヘッドスピードを上げることでボールが安定するという考えが何となく整理出来ました。
勝者のフットワーク塾 中屋
以下抜粋
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反発係数というのはラケット面に衝突したボールがどれだけの勢いで跳ね返るかということ。
たとえば止まったラケットにボールが当たり100%同じスピードで跳ね返っていったら、反発係数が1ということになる。
当たったとたんに止まっちゃったら、反発係数はゼロということになる。
(こんなことは覚えなくていいですよ)
実はラケットとボールの衝突速度が低いときは反発係数は1に近くほとんど同じスピードで跳ね返るのだが速度が上がるにつれて反発しなくなって行き衝突速度が100km/hに近づくと反発係数はゼロに近くなってしまうという現象がある。
この状態になるとどんなラケットを使っても打つスピードは同じということになる私が石器時代に使っていた石のラケットでもボルグ愛用の木のラケットでも現代のカーボンファイバーのラケットでもスウィングスピードが同じなら打球速度はほぼ同じになるのだ。
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プロの技術を基本と考えていて、中屋コーチが教えてくださる事と似ている点が多いです。
ただ、違うところもいくつかあります。
例えば松原コーチは脱力反対派で、「手首は固めろ」と書いています。
中屋コーチの「手首は死なす」、も手首を使うわけではないので、本質的には一緒なのかもしれません。
また、松原コーチも熟練すれば自然と力は抜けると書いています。
他の記事も少し読んでみましたが、興味深く読ませて頂きました。
表現方法は様々です。
実際の現象と言葉の間にはどうしてもずれが出ますよね。
恐らく動きを全部数字で表しても完全にはならないかも知れません。語意の許容範囲の認識も様々ですからね。
その前提で一番わかりやすく近い言葉を選んで伝えたいと思っています。
往々にして違うことを言っているようで本質は同じことを言っているということは多いです。
無造作に否定したり、批判したりはできないですね。知れば知るほど謙虚になります。
松原コーチのブログも大いに参考にさせて頂きました。